教職員から |  2018/11/10

共通教養教室・総合文化学科・上野俊哉先生から連続ワークショップのお知らせが届きました。



連続ワークショップ「このままでいいのか、異質力?」
 11月15日木曜昼休み、生協前テラス付近

 多文化共生論、社会学、文化批評などの観点から、和光大学の「異質力」を実践的かつ理論的に問う連続ワークショップを行ないます。
 場合によっては、木曜五眼のゼミ「文化批評のリミックス」で継続して議論したり、今後の活動について話したいと思います。 

 準備会として「喫煙者と非喫煙者は共生できないのか? 喫煙者を異質なものとして排除するだけでよいのか?」をテーマにディスカッションをはじめます。

 和光大学にはいくつかの喫煙場所があり、限られたマナーのうちで喫煙者の嗜好は、現在、保障されています。しかし、学内には喫煙場所を減らす、もしくは学内全面禁煙にするという議論もあるようです。仕切りやカプセルのような場所を設置する案もあるようですが、「余計に煙草臭くなり、そんな学生は教室にいてほしくない」という教員もいます。わたしは喫煙者ではありませんし、学内でも喫煙場所では煙を避けたりしていますが、喫煙者の自由や権利を法律や条例、過剰な健康志向にもとづいて排除するようなあり方に息苦しさをおぼえます。
 「受動喫煙」に関しても、科学的には様々な議論、立場があります。かりにも「異質力」を看板にしている大学で、この問題にはもうすこし繊細に、しなやかに、対処する術はないのでしょうか?

 こうした身近な話題からはじめて、和光大学における「異質力」や「多文化共生」について考え、より実践的かつ創造的な問題解決の道を探っていきませんか? LGBTや民族差別、障害者エンパワーメント、階級/格差など、様々な「違い」にこまやかに向きあってきた和光大学だからこそ、単純に喫煙者とその文化を排除してよいのか?という議論は、学問的にも日常の問いとしても考えていくべきではないでしょうか?

共通教養教室、総合文化学科教員 上野俊哉 

最近の記事
月間アーカイブ
このページの先頭へ